Movable Typeには、コマンドライン上からブログのビルドが出来る便利なコマンドが、MTインストールディレクトリ以下の、tools/rebuild-pages があるのですが、どうやらMT5になってから仕様が変わったようで、MTをインストールだけでは動作しないようです。
少し、ググって調べてみたところ、いろいろモジュールを入れたりしないといけないようです。
ということで、こちらのブログエントリーを参考に、さくらのレンタルサーバー上で rebuild-pagesを動かせるようにしました。
MT5で tools/rebuild-pages を使う方法の模索 – ふえうさぎの記憶墓地
とある案件で、Movable Type 5 をスクリプトから再構築する必要があって、MovableType5におまけのようにくっついてる tools/rebuild-pages を何とか動かせないかな …
まず、LWP::UserAgent::Local
というモジュールが必要ですが、置いてある場所が変わっているようでした。GitHub上のMovableTypeの中に置いてありました。
ダウンロード後に、ソースの該当箇所の修正を行います。
▼movabletype/t/lib/LWP/UserAgent/Local.pm at master · movabletype/movabletype · GitHub
さらに、Web::Scraperというモジュールが必要になりますが、どうもインストールがうまくいかなくて、下記のサイトを参考にインストールしました。|
▼さくらインターネットのレンタルサーバでWeb::Scraperをインストール – ragutarouの日記
さらに、Web::Scraperをインストールする為に、必要なライブラリがあって、CPANを使ってインストールしようとしたのですが、メモリ不足?!と思われるエラーになった為、さくらのレンタルサーバー上だとメモリ不足になる事があるようでした。
下記の記事を参考になんとかインストールする事が出来ました。
▼cpanminusを使うとメモリ制限のきついレンタルサーバーでもCPANモジュールが楽にインストールできる – otsune’s SnakeOil – subtech
▼perlbrew + cpanm + cpan-outdated でPerl環境構築|Ameba::Blog::jitsu102
これで、なんとかrebuil-pagesを動かせるようになりました。
Usage: rebuild-pages require: --user login account of mt --pass login password of mt optional: --blog_idtarget blog id --type target archive type - Category-Monthly - Category - Individual - Page - Monthly - index - or others... --path path to mt.cgi (default:/mt/) --host hostname (default:localhost) --elapse logging build elapsed time if you want (1|0) --silent no output any logs (1|0) --usage show this message This script requires following perl modules. Web::Scraper You must install from CPAN if you not installed yet. LWP::UserAgent::Local You must install from sixapart repository if you not installed yet. https://github.com/movabletype/movabletype/blob/master/t/lib/LWP/UserAgent/Local.pm
指定できるオプションが前より増えたようです。さらに、 blog_idやtypeは複数回指定できるので、一度に複数のブログの再構築をする事が出来るようになりました。